今さら感が否めませんが、『ソウ』1〜7まで全部見ました。
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物語の始まりは、老朽化したバスルームの一室で目覚めたゴートンとアダム。2人の足には鎖が繋がれており、中央には銃を手にした自殺体があった。
お互いに面識のない二人は自分に起きている状況を把握しようとするが、全く分からないまま壁にかかった新品の時計は進んでいく。
そんな折、ポケットの中に入っていたテープと鍵。
テープを再生してみると、恐ろしいゲームの内容が告げられる――6時までにアダムを殺さないと、ゴートンの妻子が死ぬ。そして、自身も死ぬ。
一方的に仕掛けられた恐怖のゲームに、ゴートンは勝てるのか?
今までは「グロい映画」という認識で、見るのを躊躇していました。
が、見終わってみると、これがなかなかな出来で、ヒットしたのも頷ける内容でした。
全編「痛い」シーンが目白押しでしたが、伏線に次ぐ伏線、それを次、もしくは次の次、もしくは最後に残らず拾っていき、最後は大どんでん返しが待っていて、「こうかな?こうくるかな?」という予想を全てひっくり返してくる構想に驚嘆しました。
やはり単体で一番面白かったのは1で、自分(と妻子)の生死を賭けたゲームの行方をハラハラドキドキしながら、あっという間に見終わる感じでした。
ゲームもよく出来ていて、ゴートンとアダムは相手を信用していいのか疑心暗疑になりながら、ゲームの全体像が見えないだけに、自分の一挙一動に神経を尖らせます。つまり、見てる側も「ああ、テープ渡しちゃっていいの??」とかどっちの味方でもないのに思っちゃうワケです。
時間が経つにつれてゲームのアイテムも増え、段々見えてくる全体像。
合間に場面が変わって、刑事が猟奇殺人鬼「ジグソウ」を追いかけます。あわや、のところまで追いつめますが、ジグソウの方が一枚上手でした。
こうして犯人・ジグソウについても色々明かしておきながら、戻るのは進行中のゲーム。
ゴートンとアダムは巧妙に仕組まれた罠をくぐり抜けられるのか。
最初から最後までノンストップに引き込まれ、最後の最後に大どんでん返しが待っています。
2からは一連のシリーズとして確立されて、一作一作も面白いですが、やはり全部を見終わった後の完成度は高いので、全て見ることをお勧めします。
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