図書館で借りた本を読んでいて、子供の遊びについて考えてみました。
参考図書:
1~2歳 こどものおしごとあそび200
子供と遊ぶことを難しく考えないで、簡単に自然にするのが一番。子供が笑顔でいることが大切なんであって、ママがやらせたいことと子供がやりたいことは必ずしも一致しない。だから、子供の視点に立って、子供の意欲を引出し、子供のやりたいことを許せる範囲でさせてあげる。そのお手伝いをママはしてあげる。・・・簡単にまとめると、こんな感じです。その具体例がたくさん載ってました。上に書いたことは、理想論と言ってしまえばそれで終わりだけど、完璧にできなくても、ちょっとでもできたらいいんじゃないかな、と思います。
この本に書かれているあそびは、本当に簡単で、しかも家にあるものでできたり、道具ナシでできたりするものばかり。
例えば・・・
ママがおもしろい顔をしたら、子供が笑った。だったら、もう一回やってみよう。たまたま手に持った缶をふったら音がした。子供が喜んで、自分がやりたがった。だったら、缶にいろんなものを入れて、いっしょに音を聞いてみようか。高価なおもちゃもいいけれど、こんな風に手作りで偶発的に出来ちゃったおもちゃもいいんじゃない?
少し前から、ナナは布と綿の積み木を入れ物(同じく布の箱)から全部出して、その中に自分が入っちゃう、というあそびを繰り返しやっていた。
本を見てみると、
なんでもポイポイ出すことが楽しい時期につくってあげたいのは、子供の身体がすっぽり入るサイズのおもちゃ入れ。ダンボール箱で代用すれば安上がり。おもちゃをぜんぶ出したら、自分が入るという目的ができて楽しめます。おお!そうか、この時期はこのあそびに夢中になるのね!
わたしはそれを見て、「何やってんだか・・・」と冷めて見てただけだったけど、ここで「おっ!自分も入りたいんか?じゃあ、ダンボールでおもちゃ箱作ったろ!!」と、ナナと一緒にあそんであげればよかった。
お絵かきが好きだから、お絵かきボードを買ってあげて、それでひとりで遊ばせてた。最初は一緒に書いてたけど、最近は全然だったしな。これだって、らくがき帳とクレヨンだったら、何百円で済んだけど、家を汚されるのが嫌で断念しただけ。
別に気負う必要はないんだけど、何だか普段の子供との関わり方について、はっとさせられる本でした。
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