一般的に言われるのが、「おしゃぶりを常用していると、歯並びが悪くなる」というものなんですが、説によっては「2歳までにやめれば問題なし」と言われたりもする。
赤ちゃんだと鼻呼吸をの練習をするとか、舌や顎の発達を助けるからいい、というのも聞いたことがあります。
色々な説があって、どれが本当でどれが間違いなのか。
育児情報は世の中に溢れているので、母親であるわたしがしっかり理解して吟味して納得して使う・使わないを決めたい。
そこで、利点と欠点をまとめてみました。
●利点●
・精神的安定、簡単に泣き止む、入眠がスムーズ
・それらによって、母親の育児ストレスの軽減
・「鼻呼吸・舌・顎の発達を促す」については、学問的には実証されていない(小児科と小児歯科の保健検討委員会による)
●欠点●
・習慣化して長期的に使用しやすく、その結果、噛み合わせが悪くなる
・親が子供の泣く理由を考えなくなる
・あやしたり、声かけが減る、発語の機会が減る
・5,6ヵ月の乳児は何でも口に入れて形や味などを学習しているのに、それが妨げられる
※おしゃぶりが科学的に愛情不足に陥るという根拠はない※
つまり、デメリットとして一番重視すべきは、歯並びのこと。
一般的に噛み合わせに異常が残りやすいのは、乳臼歯が生え揃う2歳半から3歳過ぎ。その時期になってもおしゃぶりを常用しているのが問題と言えそう。
それならば、今すぐやめる必要はない。
おしゃぶりのメリットは母親のストレス軽減なのだから。
代わりに、以下の2つは厳守しよう。
・2歳までにはやめること
・寝かしつけの際と公共の場で静かにして欲しい場合にのみ使用すること
※これはわたしの考えです※
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